これってビビリ毛?髪のダメージによるお悩みと対策。
先日のお客様の一例。
後頭部の一部だけがチリついてしまっているのをどうにかしたいというご相談でした。
おぉ…これはだいぶチリついてますね…。
専門用語でいうとビビリ毛というやつでしょう。(薬剤等で過度なダメージによって髪がジリジリになってしまっている状態のことをいいます)
毛先部分にも多少チリつきがありますが髪表面や他の箇所はそれほどいたんでいませんでした。
お話を聞いたところおそらく以前あてた縮毛矯正が原因では?と。
その後カラーもしているのでダメージが進行してしまった、とかかな。
ダメージのきっかけは縮毛矯正やパーマカラーなどの薬剤の影響でしょうが気にならなかった時期もあるようなので
はじめのうちは感じられなかったものが日々の扱いによって進行したものかと。
考えられる原因としては…
- ダメージに対するシャンプートリートメントが合っていない
- ドライヤーによる乾かし不足、もしくは過剰に乾かしている
- 睡眠時に枕やシーツによる摩擦(後頭部のダメージが強いので、濡れたままだと特に危険)
- 過剰なブラッシング等による摩擦
- 髪をきつく結びすぎてしまっている
- 加齢による髪強度の低下
- 触り癖(常に髪を触る癖があるとたまにこうなります)
髪の内側なので紫外線や乾燥などの外部要因は考えにくいのでこの辺りなんじゃないかといろいろご相談させてもらいました。
以前の美容師さんの施術意図をお客様の情報から推測するのも大事なポイントですが
やはり普段の髪の扱いもしっかりお聞きするのが片山式。
後頭部のクセだけやたら強いのでそこの部分だけキツめに縮毛矯正を行なってヘアカラーなどのダメージと先ほどあげた生活する上でのダメージも相まって今に至る、といったところでしょうか。
ヘアスタイルの相談も踏まえると本当は伸ばしたいところでしたが
ここまでいたんだ髪だと一度切ってから伸ばしたほうが良いと判断して
長さもほどほど残しつつデザインの邪魔になるところを切っちゃいました。(ビビリ直しというのもあるにはあるのですがリスクが高いのであまりオススメしません、いたんでいたら切ります)
んー…このくらいのクセなら強い縮毛矯正いらなかったんじゃないかな…
まぁくせ毛さんのお悩みは深刻ですからねぇ。
今後また伸ばしていきたいのでなるべくいたまないようによく相談したうえで施術を決め、お客様には日頃の髪の扱いをしっかりお伝えしていきたいと思います、では。
0コメント